石川耀弓について
石川耀弓 紹介
技術を通じてお客様に夢と感動と勇気を伝えられる人間になりたくて、慶応義塾大学大学院工学研究を修了後、1982年にソニー株式会社に入社。ソニーの女性修士エンジニアの第1号。
女性エジソンと呼ばれる発明エンジニアとなり、デジカメの電子シャッター特許で全国発明表彰受賞、社内特許表彰の最高位『特級表彰』を2回受賞。
やがて、技術をビジネスに変える仕組み作りの技術経営者に転身。東京工科大学大学院でアントレプレナー修士を取得。『カーブアウトの研究』でアントレプレナー賞を受賞。
2006年、交通事故で瀕死の重態から奇跡の復活。生かされた命を活かし、地球に恩返しの出来る『地球産業』を興す為、4年前に独立起業。中小企業の技術の種をお金に変えるコンサルティングをすると共に、東洋大学理工学部で教鞭をとる。
さらに、小学生に理科の面白さを伝える、理科実験教室のボランティア活動や、自然から学ぶモノづくり【ドラゴンフライヤ~発電機】の商品化も手掛けている。
現在、(株)ダヴィンチ・ブレインズ 代表取締役
(NPO)大田ビジネス創造協議会 理事
技術士(経営工学部門)、知的財産管理技能士
技術経営エグゼクティブ・オフィサー
『30世紀・夢塾』塾長
■資 格
技術士(経営工学部門) 文部科学大臣認証 第78536号
技術経営エグゼクティブ・オフィサー(技術経営機構・Ⅰ種認定資格)
キャリアコンサルタント(NPO生涯学習・認定資格)
ダヴィンチ・ブレインズの使命
自然から学ぶ科学とモノづくり
~38億年の地球の叡智に学び、競争から共創の世界へ~
30世紀まで伝承できる【地球産業】をめざして
日本の製造業は本当に大丈夫なのか? 世界に誇る日本メーカーのブランド力は通用しないのか? 日本モノづくりの「お家芸」はどうした? と揶揄されるようになった日本。
確かに、現在の日本は、アジアなどの新興国の驚異的な発展に猛迫され、GDPも世界3位に後退しました。その一方で、世界中が地球の環境汚染を懸念するようになり、京都議定書を通じて二酸化炭素の排出量を規制する動きが活発になってきています。
更に、311の大震災、原発による放射能汚染など、日本は、『従来のやり方を見直し、世界へ変革モデルを示せ!』というメッセージを、自然界から頂いているのではないでしょうか?
社会全体の生活様式も変化してきています。ワークライフバランス、ロハス、スローフードなど、ライフスタイルを変化させようとする活動やコミュニティも活発になって来ています。大学生など若い世代が、自動車を所有することに興味をあまり示さなくなったことも大きな変化です。
天地人、天の時・地の利・人の和。元氣・景氣・大氣。地球は大気に覆われています。地球はガイアという大きな生命体です。自然の風景、花鳥風月は天然の教えであり、大地の地層、樹木の年輪は、膨大な歳月の情報を記憶しています。
文明の栄枯盛衰のカギは、古来から樹木とされており、樹木を大切にすること、すなわち自然と地球を大切にすることです。
世界の四大文明(メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明)の滅亡の原因は、すべて過剰な樹木の伐採と言われています。しかし、今、地上で、1秒間に東京ドーム4倍分の木が伐採されています。
分析・分別の二元論によるデカルトの思想から確立された科学分野も、今や、統合の学問へと変遷し始めています。全体性を重んじ、食育の領域でも、抽出された成分だけをサプリメントで摂取する思想から、丸ごと食べる重要性に気づき始めています。
日本の得意分野の発酵技術やバクテリアの働きも、科学技術に取り入れられるようになりました。特に日本酒の同時並行発酵技術は、汚染物質をも分解させてしまう自然界の仕組みが反映されています。
自然界から謙虚に学ぶ、バイオミミクリー(生体模倣)という、ネイチャーテクノロジーは工業製品に数多く応用され、実用化されるようになりました。
数十億年の永い歴史に育まれた地球の自然は、深い経験智をもち、我々人間にとっての偉大なる先生です。森は海の恋人、と言われるように、海を蘇らせるためには森の復活が必須条件になっています。日本人の知らない無名の偉人、飯田常男さんが蘇らせた、北海道の襟裳岬と日高昆布漁は、その典型的な実例です。
日本では、科学というと、いわゆる自然科学ばかりが取り上げられますが、科学とはモノの道理や原理を明らかにする学問体系であり、人文科学・社会科学・自然科学など文理融合の学問です。人間社会自体も、自然のしくみに学ぶことが必要な時代になっています。
私の夢は、1000年後まで継承できる【地球産業】を興すことです。
『地球産業の理念とは』
1)地球にこれ以上負担をかけず、自然界の神仕組みを謙虚に学びながら偉大なる恩恵を
テクノロジーに活かし実用化すること。
2)子供や若者たちの未来へ、恩送りのできる夢と感動と勇気をもたらす産業であること。
3)自分達の世代で蒔いた負の遺産は決して先送りせず、必ず愛と智慧で解決手段を産み出し、教訓を継承すること。
地球産業の【この指とまれプロジェクト】を始めています。
未来の宇宙時代に向けて、かけがえのない瑠璃色の地球を、恩送りして参りましょう!
経 歴
学 歴
1980年3月 慶応義塾大学 工学部計測工学科卒業
1982年3月 慶応義塾大学大学院 工学研究科 計測工学修士課程修了
2008年3月 東京工科大学社会人大学院 アントレプレナー修士課程修了
職 歴
1982年4月 ソニー株式会社に女性の工学修士エンジニア第1号として入社
2001年1月 ソニー株式会社 イメージセンシング部 技術担当部長
2002年10月 ソニー株式会社 エレクトロニクス広報部 統括部長
2003年9月 ソニー株式会社 プレジデント室 技術経営担当部長
2005年4月 社団法人 応用物理学会 代議員
2008年4月 社団法人 応用物理学会 男女共同参画委員会 副幹事長
2008年6月 ソニー株式会社 先端マテリアル研究所 技術経営担当部長
2009年6月 ソニー株式会社を退社。技術経営コンサルタントとして独立
2011年3月 株式会社ダヴィンチ・ブレインズを設立。代表取締役社長
2011年4月 東洋大学・理工学部 非常勤講師
2011年6月 株式会社 壽福科学技術研究所 技術経営顧問
2012年5月 (NPO)大田ビジネス創造協議会 理事
2013年6月 株式会社 マルト長谷川工作所 技術広報アドバイザー
2013年3月 下川技術士事務所 所長
業務実績
【特許】
1997年10月 平成9年度九州地方発明表彰 発明協会・支部長賞受賞
1998年12月 ソニー(株)発明考案実施褒章 特級受賞。 特許第2026040
1999年6月 平成12年度全国発明表彰 発明協会・発明賞受賞
2003年12月 ソニー(株)発明考案実施褒章 特級受賞。 電子シャッター
【技術経営】
1998年 工業用CCDカメラの利益率14,7%のキャッシュカウビジネスを達成
2002年 企業価値を高める技術広報・理解しやすい技術PRシステムを構築。
2003年 ブルーレイ技術の標準化活動、顧客向け技術広報PRシステムを構築
2004年 360全方位カメラで、携帯電話と連携した新規セキュリティビジネスを立ち上げ、売り上げ¥2億を達成
2008年 『カーブアウトの研究』でアントレプレナー賞受賞
【コンサルティング】
5社限定とさせていただいております。現在すべて契約済となっております。
今後の状況につきましてはお問い合わせください。